保護者・先生のための4〜7歳の幼児向けお絵かき遊びガイド
子どもの創造力を育てるお絵かきガイド
お絵かきは、子どもが頭の中で考えていることを目に見える形で表す、いちばん簡単な方法です。このガイドでは、4〜7歳の子どもと家や教室でお絵かき遊びをするときに、創造力と想像力を伸ばすコツをまとめました。
お絵かきが子どもの創造力を育てる理由
お絵かきには正解がありません。同じテーマでも、子どもによって違う形・違う色・違う物語を思いつき、その過程でさまざまな可能性を考える発散的思考が育ちます。
絵は言葉よりも先に、考えを表現させてくれます。まだ言葉ではうまく説明できない気持ちや想像を線や色で表しながら、子どもは自分の考えを整理し、描き終えた後に絵を説明することでお話をつくる力も一緒に育てます。
鉛筆を持って線を引き、色を塗る動作は、手先の細かい動きと目と手の協調を育て、ものの形を思い出す過程は観察力を伸ばします。
白い紙より未完成の絵がいい理由
白い紙を渡すと、多くの子どもが「何を描くの?」と手が止まってしまいます。反対に塗り絵は、線の中を塗るだけで想像の余地がほとんどありません。
未完成の絵は、ちょうどその中間にあります。一本の縦線と「お花をかいてみよう」という問いかけ、開いたドア一つと「ドアを開けたらどこへつづくかな?」という問いかけのように、始まりは与えても結末は子どもにまかせます。始めやすいからためらいが減り、結末が開かれているから子どもごとに全く違う絵が生まれます。
年齢別のお絵かきの発達と遊び方
- 4歳:丸や線で人や物を表そうとし始めます。形が正確でなくても「これは何?」と聞いて、子どもの説明を聞いてあげましょう。ぬりつぶしのように簡単に完成できる道具が自信につながります。
- 5歳:絵の中にお話が生まれます。地面と空を分けて、いくつもの物を一緒に描くようになります。「それからどうなったの?」と聞いて、お話を続けられるようにしてあげましょう。
- 6歳:細かい部分(指、模様、表情)への興味が大きくなります。模様の繰り返し、左右対称、大きさの比較のような小さな挑戦を与えると、集中して長く描くようになります。
- 7歳:計画してから描き始めます。1つの場面だけでなく、はじめ・なか・おわりのある絵や、世界にない発明品や国を設計するような絵がよく合います。
子どもの絵にはこう反応してあげましょう
- 評価するのではなく、見えているものを言葉にしてあげましょう。「上手だね」よりも「赤色をたくさん使ったね」「ここに丸が3つあるね」のように具体的に伝えると、子どもは自分の絵をもう一度見つめ直します。
- 質問でお話を引き出してあげましょう。「この子は今何をしているの?」「ここはどこ?」のような、答えが決まっていない質問が絵をお話に変えてくれます。
- 結果よりも過程をほめてあげましょう。「最後まで色を塗りきったね」「新しい形を考えついたね」のように、努力や工夫を見つけて伝えてあげてください。
- 大人が代わりに描き直さないようにしましょう。人が空を飛んでいても、太陽が緑色でも、それは子ども自身の絵です。
- 絵を飾ってあげましょう。冷蔵庫や壁に貼ったり、保存した絵を家族に見せたりすると、子どもは次の絵を楽しみにするようになります。
家でできる創造力お絵かき遊び5選
- 線つなぎ:線を一本描いてあげて、その線を何に変えるか子どもに決めてもらいます。 「線のつづきをかこう」 ›
- 図形変身:丸・三角・四角のどれか一つを見せて、何になれるかをいろいろ言ってもらい、その中から一つを選んで描きます。 「まるは何になるかな?」 ›
- 想像質問:「箱の中には何が入っているかな?」のように、見えない場所を想像して描きます。 「箱の中には何が入っているかな?」 ›
- 感情お絵かき:怒った顔や笑った顔を描きながら、気持ちを言葉で表す練習をします。 「おこった顔をかいてみよう」 ›
- お話の絵:魔法のステッキをふった後やドアを開けた後のように、「その次」を描いてお話をつくります。 「魔法のステッキをふったら何が出てくるかな?」 ›
MyKidsDrawで始める方法
- テーマ別の一覧から子どもに選んでもらうか、🎲おまかせボタンで絵を開きます。
- 左上の黒い箱に書かれた質問を声に出して読んであげて、子どもが思いついたことを先に言葉で聞いてみましょう。
- えんぴつ・ふで・クレヨンで描いて、🪣ぬりつぶしで色を塗ります。失敗したときは↶もどすで消せます。
- 描き終わったら💾ほぞんでPNGを残し、絵についてお話をしてみましょう。各絵のページにある質問と年齢別の遊び方もあわせて参考にしてください。
お絵かきのテーマ・アイデア
150枚の未完成の絵をテーマ別にまとめました。子どもが好きなテーマから始めてみましょう。
- 顔と体をかこう 顔、表情、髪、服、指など、自分や友だちを描きながら体と気持ちを知っていく絵 — きょう着るふくをかいてみよう, すてきなふくを着せてあげよう, 歯をかいてみよう
- どうぶつをかこう キリンの模様、ライオンのたてがみ、ちょうちょの羽、たこの足など、動物の特徴を完成させる絵 — 犬のうんちをかいてみよう, 金魚ばちにはだれがいるかな?, キリンのもようをかこう
- 想像してみよう 箱の中、窓の外、卵の中、冷蔵庫の中など、見えない場所を想像する絵 — 箱の中には何が入っているかな?, まどの外には何が見えるかな?, 何がつれたかな?
- のりものをかこう バス、車、電車、飛行機に誰が乗ってどこへ行くのかを描く絵 — バスにはだれがのっているかな?, 何にのっているかな?, 車を完成させよう
- 食べものと道具をかこう ケーキ、ピザ、お弁当、プレゼントの箱を飾りながら、身近な物を描く絵 — 風船をかいてみよう, 何を食べようかな?, ケーキをかざろう
- 図形と線で遊ぼう 丸、三角、四角、ジグザグ、点つなぎで、形を別のものに変える絵 — 線のつづきをかこう, まるは何になるかな?, さんかくは何になるかな?
- 自然をかこう 花、雨、虹、火山、滝、砂漠など、天気や自然を描く絵 — お花をかいてみよう, 雨をふらせよう, お花をさかせよう
- 宇宙をかこう ロケット、月、火星、土星、宇宙人、星座など、宇宙を想像する絵 — 宇宙には何があるかな?, 月にはだれが住んでいるかな?, ロケットはどこへとんでいくのかな?
- 魔法とファンタジー 魔法のステッキ、魔法のランプ、ドラゴン、ユニコーン、お城など、おとぎの世界を描く絵 — 魔法のステッキをふったら何が出てくるかな?, おばけに顔をかいてあげよう, お城にはだれが住んでいるかな?
- 冒険と探検 宝の地図、海賊船、潜水艦、気球、タイムマシンなど、冒険に出かける絵 — ドアを開けたらどこへつづくかな?, たからの地図を完成させよう, きょじんの長ぐつの中には何があるかな?
よくある質問
何歳からお絵かきを始めるといいですか?
なぐり描きは2歳ごろから始めても大丈夫ですし、質問を聞いて絵で答える未完成の絵遊びは4歳ごろからよく合います。MyKidsDrawは4〜7歳を基準に作られていますが、もっと小さな子どもでもぬりつぶし機能で楽しめます。
子どもがいつも同じものばかり描きます。大丈夫でしょうか?
大丈夫です。好きなものを繰り返し描きながら自信を積み重ねている時期です。同じ対象を別の場所や状況に置いてみる質問(「この恐竜が海に行ったら?」)で、少しずつ広げてあげましょう。
子どもの絵はどのようにほめるといいですか?
「上手だね」よりも、見えているものを具体的に伝え(色、形、数)、絵の中のお話を聞き、最後までやり遂げた過程をほめてあげるのがおすすめです。
塗り絵も創造力に役立ちますか?
塗り絵は手の動きのコントロールや色選びの練習には良いですが、形が決まっているため想像の余地は少なめです。出発点だけを与えて残りは子どもが決める未完成の絵も一緒に使うと、想像力まで育てることができます。
1日どのくらい描かせるといいですか?
決まった時間よりも、子どもが楽しいと感じる分だけで十分です。絵1枚、10〜15分ほどで十分ですし、描いた後にお話をする時間も絵と同じくらい大切です。
MyKidsDrawは無料ですか?子どもの情報は保存されますか?
無料で、会員登録もありません。子どもが描いた絵はサーバーに送信されず、使っている端末の中にだけ保存され、個人に合わせた広告も使用していません。
さっそく描いてみましょう
登録不要で、ブラウザからすぐに描き始められます。タブレット、スマートフォン、パソコンのどれでも使えます。